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2005年10月29日

さゆり

久しぶりに長い小説を読みました。
超長編小説ではないんですが、文庫本で上下巻ものです。
まとめて読書してる時間がないので、通勤の行き帰りで
読んでいて、長いことかかってしまいました。
でも、満足する小説って早く先が知りたいけど
読み終わりたくないみたいな千夜一夜物語な気分に
なっちゃいますよね。

読んだ本は↓です。
さゆり(上)
アーサー・ゴールデン著 文春文庫 ¥730

さゆり(下)
アーサー・ゴールデン著 文春文庫 ¥730


さゆりという芸妓が紆余曲折を経て
晩年暮らしているNYCでアメリカ人の作家相手に
自分の若かりし頃の話を聞かせ、それを
本にした!という設定の“小説”です。
この本を読みながら、何度も何度も
本当にさゆりっていう芸妓がいたんじゃないか!って
錯覚に陥ってしまいました。

この小説の中で繰り広げられる不思議な展開・因縁は
祇園の世界に入れば在り得ることなのか、どうなのか。
もし、これが祇園の常だとしても やはり・・・。

全体的に負けるが勝ちで、「すんまへん、鈍なこっとす」と
とぼけるシーンが随所にでてきます。
現代っ子がやりがちな「私が悪いんじゃないもん」的な態度は
自己主張ではなくて、ただの不遜さかもしれない。
未成熟、成熟を教えてくれました。

ちなみに、この本は映画化されてます。
ラストサムライで謙様フィーバーだった渡辺謙のハリウッド3作目。
12月10日日米同時公開
ぴかぴか(新しい)


目今回の「おっ!」
 301ページ
 「わざわざ私に教えたくてお話になるのではないことも、
  ちゃんと承知していました。いうなればバケツの水を
  捨てるように、心の中を晴らしておられるにちがいないのでした。
  ですから、私としては、あまり文字通りに受け取るのではなしに、
  バケツが軽くなれば水音もかわるだろうという理屈で、
  お声の調子を拝察するようにいたしまして、(略)」 

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posted by まぷー at 00:11 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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